笑顔で免許証を見せる男性
運転免許

運転免許一発合格のためのアドバイス


事故を無くすため個人の運転技術と知識の向上は仕方ないとはいえ、免許を取るためのお金や時間や労力はバカになりません。

そこで今回は運転免許一発合格のためのアドバイスを伝授したいと思います!

学科試験のコツについて

学科試験の合格率は?どんな試験なの?

普通運転免許試験の合格率は約7割ほどです。MT免許、AT免許とも合格率にそれほど差異はなく、毎年の合格率もほぼ一緒です。
学科試験は仮免学科と本免学科の二種類があります。

仮免学科の制限時間は30分で、問題数は○×形式で50問あります。1問につき2点で、100点満点中90点以上で合格となります。

本免学科の制限時間は50分で、問題数は○×形式で95問+イラスト付きの危険予測問題5問の計100問あります。1問につき1点で、100点満点中90点以上で合格となります。

学科試験に必要なこと

学科試験に受かるために必要なこと、それはひたすら繰り返し過去問を解くことです。それによって学科試験の傾向がわかるので、対策方法が自然と身につくはずです。また同じ内容の問題でも言い回しによって答えが変わることがあり、問題をよく読んで理解して答える重要性がわかるはずです。

特に標識に関する問題は出題確率が多くなります。

標識には警戒標識、規制標識、指示標識、案内標識の4種類がありますが、特に警戒標識と規制標識からの出題が多い傾向がありますので、ここは重点的に押さえるようにしましょう。

仮免の試験のコツについて

仮免とは?

仮免とは仮運転免許の略です。自動車学校の第一段階を修了したという証明であり、条件さえ整えば路上で練習したり、卒業検定を受けたりすることができます。

仮免試験を受けるには、学科教習(9時限)、技能教習(MT車15時限、AT車12時限)を終え、なおかつ効果測定と呼ばれるテストに2回以上受かっている必要があります。

仮免の学科試験を受ける前に

本免試験と仮免試験の学科試験では、出題範囲の広さも違えば問題数も違い、仮免試験の学科試験の方が易しくなっています。とはいえ思わぬひっかけ問題もあり、ここでてこずる人も少なくありません。

仮免の学科試験を受ける前に効果測定に2回受からなくてはならないのですが、これは仮免学科試験の模擬テストのようなものです。ここで自分の弱点を知って克服しておきましょう。

仮免の技能検定でのポイント

仮免の技能検定では、実際に教官を助手席に乗せて校内のコースを走るテストが行われます。

技能検定は100点満点から減点方式で採点され70点以上であれば合格です。

押さえておきたいポイントとしては…

  • 車に乗ったら左手でミラーを直す(必要がなくても直すそぶりは見せる)
  • 安全確認は頭ごと動かす(目だけ動かしても試験官に伝わりにくいため)
  • 必ずカーブの手前で減速する(カーブ中の減速は減点対象)
  • S字やクランクでの切替しの際にも安全確認を怠らない
  • 降車する際も必ず後方確認する

…などです。緊張してしまいがちですが、なるべく落ち着いて試験に臨みましょう。

本番で合格するために必要なこと

本免の技能試験のポイント

本免の技能試験では試験官を助手席に乗せての路上試験となります。道順を試験官に指示されながら走ります。

仮免技能検定のポイントに加えて、

  • 法定速度、加速不良ともに減点対象なのでメリハリ運転を心掛ける
  • 歩行者や停車中の車などの障害物との間隔に気をつける
  • 横断歩道で歩行者を確認したら必ず一時停止し、先に渡ってもらう
  • 路端停車時は停車禁止場所には絶対に停車しない
  • 右左折は30メートル以上手前でウィンカーを出す(後方確認を忘れない)
  • 発進する際は必ず目視とミラーで後方確認を忘れないようにする
  • 雨天時など路面状況が悪い場合、歩行者の側を通る際は泥はねしないようにする

…などに気をつけるようにしましょう。

本免の学科試験について

仮免の学科試験に比べて範囲も広く問題数も多いため、難易度はかなり上がると思っていた方がよいでしょう。

問題用紙に何かを記入したり、途中退場したりするなどは禁止されています。

また試験当日に裏校などと呼ばれる予測問題が予習できる施設を利用するのも手です。もちろんきちんと勉強をして試験に臨むということが大前提なのですが、問題文のクセや傾向などを対策することができます。

運転免許合格にも役立つ、道路交通法についての記事はこちらです

最短距離で一発合格しよう

免許を取るまで何度でも試験を受けることはできますが、試験を受ける回数が多ければ多いほど、負担もプレッシャーも増えていきます。
どうせ免許を取るなら一発で合格して、労力やお金の無駄を省いてしまいましょう。

そのためには、やはり徹底した予習・復讐が大切です。頑張っていきましょうー!