もう怖くない:高速道路の運転のコツ
一般道は何とか走れても、高速道路を運転するのはちょっと苦手…そう感じている人は意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回はもう怖くない、高速道路の運転のコツについてまとめてみましたので、高速道路に苦手意識のある方は是非読んでみてください。
Contents
出発前にドライブコースを確認しておく
ナビがついているから大丈夫?
今の車にはだいたいナビが搭載されていますが、高速運転中はなかなかナビを見ることができませんし、ナビを当てにしすぎてしまうことは運転の集中の妨げにもなってしまいます。
出発前にドライブコースを確認し頭に入れておくと、余裕を持って運転に集中することができますね。
ナビマップを利用してみる
ドライブコースを確認したら、自分が走るルートをナビマップでチェックしてみましょう。あらかじめ頭の中でシミュレーションしておくとさらに安心ですね。
高速道路の本線に合流する時のコツについて
基本のキホンは加速すること!
初めから高速道路に合流することに何の抵抗もなかった、という人の方が少ないのではないでしょうか。ごくたまに合流できずに加速車線の一番先で入るタイミングを伺っている車がいますが、追突の恐れがあり大変危険です。
高速道路の本線を走る車は80km以上のスピードで走っています。そこに合流するためにはある程度のスピードを出すことが基本です。ですから合流レーンに入ったらしっかりと加速をするようにしましょう。
合流レーンにはたいてい30〜40kmの速度制限の標識がありますが、必ずここを超えてから加速するようにしましょう。標識の前から加速してスピードを出し過ぎた状態だと本線の状況を確認しづらくなってしまいます。
そして決断!
本線が見えたらミラーと目視で本線の状況を確認し、車と車の切れ目にめどをつけ、「ここで合流する」という決断をしましょう。
この決断がきちんとできないと、うまく合流することができません。加速車線でいつまでもタイミングを見計らうという状況になってしまうので大変危険です。
最後にもう一度確認!
あの車の後ろに入る!と決めた場所に入る前に、もう一度安全を確認し、そこに合わせてスピードを調節します。
早すぎず、遅すぎないスピードで合流し、合流した後も前の車と安全な車間距離を保つようにします。
いきなり首都高などの交通量の多い場所から始めるのではなく、慣れるまではそれほど交通量のない比較的易しい場所や時間を選んで練習するようにするとよいでしょう。
高速道路の走行レーンを上手く使い分けるために
そもそもどこを走ればいいの?
高速道路はたいてい2車線、もしくは3車線のところが殆どですが、一体どのレーンで走行すればよいのでしょうか。自分の走りやすいレーンでいいんじゃないの?そう思っている人も多いかもしれません。
しかし、実は法律では追い越す際や緊急車両に道を譲る場合などを除き、追い越し車線以外の走行車線を走るようにと決まっています。
追い越し車線をずっと走ると違反!?
あまり知られていませんが、追い越し車線をずっと走り続けるのは「通行帯違反」という立派な違反です。実は通行帯違反は高速道路の違反の中でも、スピード違反、シートベルト違反に次いで3番目の取り締まり件数があり、意外と厳しくチェックされているのです。
高速道路のスピードについて
高速道路の速度制限について。
高速道路の制限速度は、天候や道路状況にもよりますが、大型乗用自動車、特定中型貨物自動車以外の中型自動車、普通自動車(三輪のものを除く)、大型自動二輪車、普通自動二輪車の
最高速度は100km、最低速度は50kmです。ただし速度指定のある区間もありますのでその場合は標識に従いましょう。
また長時間のドライブはスピード感覚を鈍らせるので、時折速度計を確認します。
高速道路のスピードは、エンジンブレーキなどを上手く使うことも大切です。
ブレーキについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
安全な車間距離を保つ。
路面状況がよく、タイヤも新しい場合、前の車との車間距離を100m以上保つようにして走ります。
ただし路面状況が悪かったり、タイヤが古くて擦り減っていたりする場合などは、その2倍の車間距離が必要になるので注意しましょう。
正しい知識を持てば、高速道路も快適に
高速道路の運転のコツについてまとめてみました。
正しい知識を持って安全運転することで、事故のリスクをかなり減らすことができます。
ちゃんと無事に帰って来られてこその楽しいドライブ、安全運転で楽しみましょう。