バック駐車する女性
運転テクニック

苦手克服!バック駐車をスマートに行うコツ


駐車場に車を停めるときは、発信しやすいようにバック駐車することが多いのではないでしょうか。

しかし場所によっては一台あたりの車を停める場所が狭い、隣の車が本来あるべき駐車スペースをはみ出して車を停めていたりと、バック駐車しづらい環境で車を停める必要が出てきたりもします。

また誰か知り合いや友人を乗せていたりすると緊張してしまっていつも通りに車が停められないこともあります。バック駐車をスムーズに行うコツについて紹介していきます。

普段はできてたはずなのに…!焦るとできない「バック駐車」

焦る、緊張するとなぜかできなくなるバック駐車

運転する機会が毎日もしくは週の半分以上あれば、バック駐車をする機会もそれなりにあります。

でも、緊張していたり焦っていると、普段は何気なくできることでも、できなくなったりすることがありますよね。

たとえば友達や知り合いを車に乗せてバック駐車をしようとしたとき、誰かが見ていると思うと緊張してしまいます。

また、時間がなくて急いでいるときは、気持ちが焦ってしまいます。いつも通り車を停めようと思っても、上手く車が停められないのです。

緊張している、焦っているときは車を停車させるときにひどく曲がってしまったり、もしくは何度もハンドルを切り替えないと思うような方向に車を動かせなかったりするのです。

混み合っている駐車場や狭い駐車スペースは、バック駐車も困難!

場所によっては駐車場が混み合っていて駐車スペースを見つけるのに苦労することもあります。そしてやっと見つけた駐車スペースによっては停車させるのに困難な場所だったりもします。

隣の車がこちらの駐車スぺースギリギリに近寄っていると、自分が停める駐車スペースが狭くなってしまっていつも以上にバック駐車をするのに気を使う必要が出てきてしまうのです。

他にも駐車上の土地が狭い場所ではバック駐車をするのに困難な場合があります。隣の車との間隔が狭いだけでなく、バック駐車するためにバックで駐車場に入らなければバック駐車をすること自体が難しかったりするのです。

スマートにバック駐車するコツ

車を運転している限りバック駐車をする機会は今後も何度も出てくるでしょう。そんな時にスムーズにバック駐車ができたらかっこいいですし、自分自身も気持ちいいと思います。バック駐車を成功させるコツを3つ紹介していきます。

駐車位置を確認すること

駐車場で自分が車を停める位置をしっかりと確認することがひとつめのコツになります。駐車がたくさんあいている場所だと、実は駐車位置を定めることが意外と難しいのです。

結局自分が思っていた場所に止められず、左右どちらかの場所に停めてしまったりします。まずは自分が停める位置をしっかりと確認してそのスペースに車を近づけて車体を斜めにしてバック駐車しやすい位置に持ってくるようにします。

駐車スペースには白線が引いてありますので右からのバックで入るときいは右の後輪を右側白線の端に、左バックで入るときは左の後輪を白線の左端に合わせるようにすると最初の場所決めが上手くいきやすくなります。

ハンドルを切るときのコツ

バック駐車をスムーズに行うためにはハンドル操作にもコツがあります。ハンドルを切るときについやってしまいがちなのが一か所もしくは二か所などに集中して注意を向けてしまうことです。

駐車するときに大切なのは左右だけでなく前後にもしっかりと注意を払いながらハンドルを切り返していかないと、隣や後ろに停めてある車にぶつかってしまう、駐車スペースの付近を歩いている人をひいてしまう危険性も十分に考えられます。

バック駐車に慣れていない時は、焦らず前後左右をしっかりと確認しながらゆっくりとハンドルを切るようにしましょう。

急いでバック駐車をしようとすると失敗する確率が高くなりますので、急がないでゆっくりとハンドルを切るようにします。

また、いつでもブレーキが踏めるように右足は常にブレーキペダルを踏めるようにしておくと安心です。

後方との車の距離の取り方

左右の車だけでなく後方に停めてある車との間隔にも注意しながら車をバック駐車させていきます。最近の車はバックモニターが付いている車が多く見られますので、後方の車との距離も比較的確認しやすいです。

もしもバックモニターが付いていない車を運転しているときは、後方との車の距離感覚がつかみづらいので、運転席のドアをあけて確認しながらバックしてみましょう。

後方の車とあまり距離を取りすぎてしまうと、前の駐車スペースから車がはみ出てしまうこともあります。また、逆に近づけすぎると今度は車がぶつかる危険性が高くなるだけでなく、後方のドアに荷物に荷物を入れられなくなってしまいます。後方との車の距離は約30センチから50センチほどに保つとちょうどいいでしょう。

もちろん、バック駐車においてはミラーを上手く使うこともポイントになってきます。ミラーの確認の仕方について知りたい方は、こちらへどうぞ

基本を守って

バック駐車は慣れるとスムーズにできるようになります。まずはバック駐車を上手くするコツをつかんで焦らずゆっくり行って上手く止めるコツを実践で確認していきましょう!

バック駐車に慣れてくるとつい注意が散漫になりがちですが、慣れが思わぬ事故を招くことにもつながります。とにかく、基本に忠実でいることを忘れないようにしましょう。